家族と考えるFIRE【FIRE離婚にならないために】

クマヨ
クマヨ

今回は「家族と考えるFIRE」だよ

はじめに

FIRE ファイア(経済的自立と早期退職)を考えるうえで、
大切だけれど見落とされがちなのが、
「家族との意思の共有」です。

FIREは、お金や働き方だけの問題ではありません。
あなたが働き方を変えることで、家族の生活も大きく変わる可能性があります。

独身者の私が家族や夫婦のことを語るのはいささか気が引けますが、
色々見聞きする話でもあるので、共有させてください。

家計は個人ではなく「チーム戦」

たとえFIREに必要なお金を自分だけで用意したとしても、
家計の管理や日々の支出は、家族との協力なしに成立しません。

支出を見直したいのに、家族の同意がない

倹約のつもりが「ケチ」と受け取られてしまう

お金の不安を一人で抱え込み、すれ違いが起きる

こんなことを避けるためにも、早めの共有が大切です。

突然の退職宣言は危険

もしこっそりFIREの準備をしていたとしても、
直前で「もう辞める」と切り出すのは、家族からすれば突然です。

「そんな話は聞いてない」
「一人で勝手に決めた?」
「将来、本当に大丈夫?」

いきなり知らされた家族は「こころの準備」ができていません。
こんなふうに不安や不信感を持たれてしまうと、
FIRE後の生活そのものに影がさしてしまうかも可能性も。

退職やお金の問題以前の話で
「隠されていたこと」自体が大きな問題になる可能性も…
普段から「報告、連絡、相談」は大切にしましょう。

ペン吉
ペン吉

信頼関係は「積み重ね」だよ

FIRE後の生活には“想定外の摩擦”も?

FIREを達成すると、家にいる時間が増えます。
それは良いことですが、間違えるとトラブルの元です。

パートナーとの距離感が変わる
生活リズムがズレる
家事等をめぐる役割の不公平感が浮き彫りに

特に「家事や役割を共有していない」場合は注意です。
「家にいること」が、相手のストレスになる場合もあるのです。
家でゆっくりして喜んでいるのは自分だけ…は避けたいところ。

FIRE後の“新しい役割”を考えるタイミング

退職後は、それまでの「仕事人」としての役割を終え、
「ゆっくり何もしないだけの生活」が始まるわけではありません。

新たな役割が問われるタイミングでもあります。

家事・育児・介護などにどれだけ関わるか
金銭面だけでなく、精神面でも対等でいられるか
家族にとって自分はどういう存在か

これらを事前に自分でも整理し、
家族とも率直に話し合っておくことが、
FIRE後の穏やかな生活につながります。

「熟年離婚」ならぬ「FIRE離婚」なんて、本末転倒ですよね…。

FIREに限った話ではない

今までの話は別段FIREや退職に限ったことではありません。
普通の家庭でも起こるかもしれないトラブルです。

FIRE後の生活の変化で表面化する確率が上がるという話です。
家族との意見の交換は本当に大切です。
それは夫婦だけでなく、親子でも同じことだと考えます。

家族を最強のパートナーに

これまでは注意点に焦点を当ててきました。
しかし、情報を共有して協力できれば「家族は最強のパートナー」です。

資産形成も一人より二人の労働力があれば早く目標を達成できます。
病気などのリスクも互いに補って分散できます。
悩んだ時に共に考えられる、相談できる仲間がいれば心強い。

家族と共に歩むFIREなら、孤独も軽減できるかもしれませんね。

クマヨ
クマヨ

一緒に考えられたら心強いね

おわりに

FIREは、あなたの人生にとって大きな選択肢。
そして、家族にとっても大きな選択です。

FIRE達成にも、FIRE後の生活にも、家族の協力は必要不可欠です。
一人で決めずに、話し合いながら進めていくことが、FIRE成功の鍵になります。

「お金の話」だけでなく、「暮らしの話」「気持ちの話」も。
少しずつでも言葉にして、共有していきたいですね。

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