
今回は退職について考えてみるよ
退職は本当に必要か?
「FIRE=経済的自立と早期退職」は人生を豊かにする選択肢の一つです。
しかし、それは「仕事」にも同じことが言えます。
退職があなたにとって本当に必要な手段なのか、
あらためて考えてみませんか?
FIREを考える理由は人それぞれ
FIREに関心を持つきっかけは、大きく2つに分かれます。
①「やりたいこと」からFIREを目指す人
副業や趣味に集中したい
地方や海外に移住したい、世界一周したい
子育てや介護にもっと時間を使いたい
自分のペースで生きたい
FIRE後の明確な目的があるので計画が立てやすいです。
ただし、完全な退職をしなくても叶えられる方法があるかもしれません。
まずは、どのように暮らしたいのか具体的に想像してみましょう。
②「やりたくない」からFIREを目指す人
職場環境や人間関係が合わない
職業が合わない
拘束時間が合わない
そもそも働きたくない
このような理由からFIREを考える人も少なくありません。
特別なことではなく、自然な「気持ちの流れ」です。
FIREが方向転換のきっかけになることがあります。
が、「退職」は①のタイプよりも、より慎重に検討する必要があります。
目的がないと、ライフプランが不明瞭になりがちです。

私はこちらのタイプ。
FIRE後の生活は乱れがちでした…。
退職以外の選択肢も見てみよう
休職または長期休暇
一時的に働くのをやめる
心身の回復に集中できる
傷病手当などが活用できる場合も
部署異動
合わない上司・業務から離れられる
精神的負担が大きく軽減される可能性あり
転職
働き方や環境、職業を見直す
新しい可能性と出会えるかも
雇用形態の変更
契約社員・派遣など、働き方のみを変更
時間のゆとりが増える

働き方を調整する選択肢もあるよ
チェックリスト:退職でしか実現できないこと?
以下に当てはまる項目が多い場合は、
退職という選択肢が合っているかもしれません。
□ 働き方を変えても、理想の生活が見えない
□ 自分のやりたいことは、今の仕事と両立できない
□ 「働くことそのもの」が苦痛に感じる
□ 資産や生活費の見通しがある程度立っている
□ 会社を辞めたあとの暮らし方がイメージできている
□ やりたいことを今すぐ始めたいと思っている
□ 人と比べるより、自分らしい人生を大切にしたい

3つ以上当てはまったら、
「お試しFIRE」から始めてみるのもいいかも?
お試しFIREというステップ
すぐに退職するのではなく、まずはFIREっぽい暮らしを試してみる方法もあります。
有給や休職を活用して「平日の自由時間」を体験してみる
時短勤務や契約社員に切り替えて、労働時間を減らしてみる
副業に集中できる環境を少しずつ整えてみる
実際に体験して、自分が何に幸せを感じるかがクリアになることもあります。
まとめ
FIREは、すべての人にとって最適な手段ではありません。
しかし、生き方や働き方を見直すための選択肢として
検討してみる価値はあります。
FIREのFI=経済的自立だけを目指すことも可能です。
大切なのは、「退職するかどうか」ではなく、
自分の人生の何を尊重したいかという視点です。
焦らず、ゆっくり、あなたのペースで考えてみてくださいね。

「退職」より「自分の価値観」を大切にしよう
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